【バレー女子】日本3セット目取り戻す “五輪前哨戦”世界1位のブラジルと対戦 パリでも同組
日本はネーションズリーグ決勝トーナメントでブラジルと対戦。3セット目を奪い、セットカウント2ー1とした。
第1セットは激しい競り合いの末、デュースを制し26-24で勝利。
第3セットは古賀や和田の活躍で25-21で勝利し、日本が決勝トーナメント進出を果たした。
◇ネーションズリーグ決勝トーナメント準決勝 日本-ブラジル(2024年6月22日 タイ・バンコク)
バレーボールのネーションズリーグ女子決勝トーナメント準決勝が22日、タイ・バンコクで行われ、世界ランク7位の日本は同1位のブラジルと対戦。3セット目を奪い、セットカウント2ー1とした。
第1セット、荒木、石川、岩崎、山田、古賀、林が先発。ブラジルの高いブロックに阻まれながらも丁寧にリバウンドを拾い、攻撃につなげた。最大7点差をつけたものの、17-17と同点に追いつかれた。しかし、そこからの競り合いで集中力を切らさずデュースに持ち込むと、最後は途中出場の和田がスパイクを決め、26-24でものにした。
第2セットは和田がライトで先発。6-5から古賀の連続ポイントなどでリードを奪った。しかし、2度の4連続失点などで逆転を許すと、このセットは20-25で落とした。
第3セットは中盤まで競り合う展開。岩崎のサービスエースなどサーブでブラジルを翻弄(ほんろう)。終盤はエース古賀の連続ポイントなど4連続ポイントで突き放し、最後は和田のスパイクが決まり、25-21で3セット目を奪った。
5月28日の1次リーグでの対戦では2-3とフルセットの末、敗れた。大会前までの対戦成績は45勝93敗。
日本はパリ五輪1次リーグB組で、再びブラジルと対戦する。ほかに同4位のポーランド、同20位のケニアが同組となっている。