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【Bellator】オリンピアン太田忍、計量パス「もう一度 世界にチャレンジさせてもらいます」=6月22日(土)25時・ダブリンで初陣
2024年6月22日、アイルランド・ダブリンの3Arenaで開催される『Bellator Champions Series: Dublin』。メインイベントはジェイソン・ジャクソン対ラマザン・クラマゴメドフのBellator世界ウェルター級選手権試合。
両者はともに強力な戦績を誇るが、身長や技術面での違いが試合展開に影響を与えそうだ。また、プレリミナリーでは太田忍が期待される初参戦を果たす。
各階級で繰り広げられる注目の一戦をお見逃しなく。
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2024年6月22日(日本時間23日0時45分からU-NEXT配信)アイルランド・ダブリンの3Arenaにて『Bellator Champions Series: Dublin』が開催される。
メインイベントでは「Bellator世界ウェルター級選手権試合」(5分5R)として、18勝4敗の王者ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)が、12勝無敗の挑戦者ラマザン・クラマゴメドフ(ロシア) と対戦する。
ジャクソンは、2023年11月『Bellator 301』で当時の王者ヤロスラフ・アモソフに挑戦。3Rに右ストレートでダウンを奪い、追撃のパウンドからの右アッパーでKO勝ち。王座獲得に成功。
2024年2月には『PFL vs. Bellator』でPFLウェルター級2019&2021王者のレイ・クーパー3世と182.4ポンドのキャッチウェイト契約で対戦し、右ローキックでダウンを奪いパウンドで2RTKO勝ち。スーパーベルトを獲得している。2019年12月のストラッサー起一戦の判定勝ち以降、8連勝中。
対するクラマゴメドフは、ATTでも練習する無敗のロシアン。ACBで連勝後、『Contender Series 2019』で現UFCのジョーダン・ウィリアムズにスプリット判定勝ち。『UAE Warriors』や『Eagle FC』を経て、2023年6月の『Bellator 297』でBellatorデビュー。ジャリール・ウィリスを首相撲ヒザで1R TKOに下すと、同年11月の『Bellator 301』でランデル・ウォレスをテイクダウン&パウンドで削ってリアネイキドチョーク。Bellator2連勝を飾っている。
ともに身長は185cmだが、リーチも185cmのクラマゴメドフに対し、ジャクソンは199cmと長いリーチで6つのKO・TKO勝ちを誇る。
両者レスリングベースながら、2KO・TKOのクラマゴメドフは、6つの一本勝ちをマークするなど、首相撲ヒザなどの組み打撃を活かし、テイクダウンからリアネイキドチョーク、肩固めと強いコントロールをベースに極めを狙ってドミネートする。
一方のジャクソンも首相撲ヒザを得意とし、前王者アモソフにもテイクダウンを許さなかったレスリング力を持って、クラマゴメドフの組みも切って右の強打を当てるか。
また、プレリミナリーでは、RIZINで芦澤竜誠、牛久絢太郎を相手に2連勝中の太田忍(THE BLACKBELT JAPAN)がBellator初参戦。9連勝中のフランチェスコ・ヌッツィから変更されたスペインのロジャー・ブランク(5勝5敗)と対戦する。
前日計量では、バンタム級(135ポンド/61.23kg ※王座戦以外はプラス1ポンド許容)リミットのなか、太田が135.6ポンド(61.5kg)、ブランクが132.9ポンド(60.28kg)で共に計量をパスしている。
フェイスオフでは顔を近づけ合った両者。視線を外さないブランクに、終始笑顔の太田は、5勝中4フィニッシュ(1KO・3一本)のブランクを相手に「もう一度 世界にチャレンジさせてもらいます」との言葉通りの初陣を飾るか。
◆Bellator Champions Series: Dublin
2024年6月22日(日本時間23日)0時45分 U-NEXT配信
▼Bellator世界ウェルター級選手権試合 5分5R
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)王者 169.9lbs 18勝4敗
ラマザン・クラマゴメドフ(ロシア)挑戦者 169.8lbs 12勝0敗
▼ライト級 5分3R
ポール・ヒューズ(アイルランド)155.7lbs 11勝1敗
ボビー・キング(米国)156.0lbs 12勝6敗
▼女子フェザー級 5分3R
シネイド・カヴァナ(アイルランド)146.0lbs 9勝6敗
アーリーン・ブレンコウ(豪州)145.4lbs 15勝10敗
▼ミドル級 5分3R
ノルベルト・ノヴェニ(ハンガリー)185.8lbs 7勝0敗
ダルトン・ロスタ(米国)185.1lbs 8勝1敗
▼ライト級 5分3R
ダラ・ケリー(アイルランド)155.7lbs 5勝0敗
マシアス・ポイロン(フランス)155.1lbs 7勝1敗
【プレリム】
▼バンタム級 5分3R
カスム・カスモフ(ロシア)135.9lbs 15勝1敗
マテウス・マトス(ブラジル)136.0lbs 14勝2敗1分
▼148ポンド契約 5分3R
ネイサン・ケリー(アイルランド)145lbs 10勝2敗
ジョゼ・サンチェス(スペイン)148.8lbs 13勝2敗1分
▼フェザー級 5分3R
ハサン・マゴメドシャリポフ(ロシア)145.8lbs 9勝0敗
タイラー・マシソン(米国)146.0lbs 6勝3敗
▼バンタム級 5分3R
サバラジョン・ハミドフ(ロシア)136.0lbs 15勝0敗
マルシレイ・ドゥリン・アウベス(ブラジル)135.1lbs 12勝3敗
▼バンタム級 5分3R
太田 忍(日本/THE BLACKBELT JAPAN)135.6lbs 6勝3敗
ロジャー・ブランク(スペイン)132.9lbs 5勝5敗
▼女子フェザー級 5分3R
ミシェル・モンタギュ(ニュージーランド)143.7lbs 4勝0敗
カロリーナ・ソベック(ポーランド)145.9lbs 4勝2敗
▼アマチュア フライ級 3分3R
ネイト・ケリー(アイルランド)126.0lbs 3勝2敗
ポール・ノーラン(アイルランド)125.0lbs 4勝3敗