高田潤騎手が8年ぶり重賞V「もう勝てないかと」ジューンベロシティ連覇/東京ジャンプS 

AI要約

2番人気ジューンベロシティ(牡6、武英)が首差で連覇を果たし、高田潤騎手(43)が8年ぶり21個目の重賞を獲得。

レース中はストレスを感じる展開で、鞍上は激しいプレッシャーに耐えながらも、馬が最後まで集中し続けたことに感謝。

高田潤騎手は頸椎を骨折し、競馬から離れることもあったが、努力が報われた勝利を喜んでいる。

<東京ジャンプS>◇22日=東京◇J・G3◇芝3110メートル◇3歳上◇出走14頭

 2番人気ジューンベロシティ(牡6、武英)が首差で連覇を飾り、高田潤騎手(43)は8年ぶり21個目の重賞を手にした。終始カラ馬に絡まれ、ストレスをかけられる展開。鞍上は「正面の連続障害で息を入れたかったが、プレッシャーがきつかった。最後の4コーナーも危うく接触するところで、一番スピードに乗るところでブレーキをかけるリスクがあった。馬が最後まで集中を切らさずに走り切ってくれた」と振り返った。自身は22年12月の落馬で頸椎(けいつい)を骨折し、1年近く競馬から離れる時期を乗り越えた。「もう勝てないかと思っていた。一生懸命やっていれば、この日が来るのかなと」と勝利をかみしめた。