先制3ランのメッツ・主砲マルティネスが今永攻略を振り返る「彼のベストピッチを打つ準備をした」

AI要約

メッツ打線が今永攻略に成功し、カブスを1−11で下す。

マルティネスの3ランホームランで先制し、7連勝を含む最近の好調を維持。

リンドアやマルティネスが攻略法を語り、チームの活気が戻る。

先制3ランのメッツ・主砲マルティネスが今永攻略を振り返る「彼のベストピッチを打つ準備をした」

◆米大リーグ カブス1―11メッツ(21日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 メッツ打線が21日(日本時間22日)、敵地のカブス戦で今永攻略に成功。前回対戦で7回3安打無失点と煮え湯を飲まされた新人左腕に、リベンジした。

 初回に内角高めの直球を左翼線に引っ張ったリンドアは、「ギリギリだったけど、あとでビデオでみたらストライクだった。いいところに弾き返せた」と笑顔。打球速度108マイルの強い当たりで突破口を開き、ニモが四球を選んだ後、メジャー通算323本塁打のマルティネスがセンターへ9号先制3ランを放って、主導権を握った。「打者有利なカウントになった後、ちょっと甘い直球が来た。前回ホームで対戦した時と比べると、きょうの真っ直ぐは少し切れがなかったように思う」とマルティネス。約6週間前の記憶を辿りつつ、直球のクオリティが若干、落ちていたと印象を述べた上で、「彼は素晴らしい直球を持っている。直球が彼のベストピッチなんだ。だから、我々は、その直球を打つ準備をしなければならなかった」と、直球狙いのアプローチを明かした。

 「やられる時もあれば、やり返すこともある。それがベースボール。我々はいい打線を持っているが、改めて、高い潜在能力があることがわかったと思う」

 ナ・リーグ東地区首位に最大17・5ゲーム差をつけられていたが7連勝含め最近10試合に9勝1敗。リーグ屈指の左腕を攻略し、クラブハウスは活気づいた。