【日本ハム】「何じゃ今日の試合は」新庄監督も想定外「何が起こるか…」快勝ムードもドロー

AI要約

日本ハム新庄監督は、9-9の波乱の展開に驚きを隠せなかった。

清宮の投ゴロのはずが、楽天則本の悪送球により逆転のチャンスが巡ってきた。

結局、最後は引き分けとなり、野球の予測不可能さを改めて感じさせられた。

【日本ハム】「何じゃ今日の試合は」新庄監督も想定外「何が起こるか…」快勝ムードもドロー

<日本ハム9-9楽天>◇21日◇エスコンフィールド

 日本ハム新庄監督も、さすがに想定外の展開だった。

 「何じゃ今日の試合は(笑い)」。一時は5点リードの快勝ムード。1点を追う7回に水野が同点適時二塁打。さらに清宮が一時勝ち越しとなる適時二塁打を放ち、2死満塁からはレイエスの3号満塁本塁打が飛び出したが、8回に勝利へのシナリオが暗転。再逆転を許して9回2死まで追い込まれ、さすがの指揮官も万事休す…だった。

 清宮は投ゴロ。これでゲームセット…と思った瞬間に、楽天則本が一塁へ悪送球(記録は失策)。2死二塁となって交流戦MVPの水谷が同点適時三塁打を放ち、3試合連続の延長戦へ。「則本君、清宮君に思い切って投げた後のスローイング。あれ、難しいんですよね」。相手守護神の心情をおもんぱかりつつ、最後は引き分け。「野球はもう何が起こるか分からないですよね。最後の最後まで」と振り返った。