阪神・木浪 左肩甲骨の骨折で抹消 15日に死球「やれることをやって早く治すことが一番」

AI要約

木浪聖也内野手が左肩甲骨の骨折で出場選手登録を抹消された。

木浪は治療を受けながら早く復帰したいと語った。

岡田監督は小幡への期待を示し、木浪は仲間を気遣いながら自身の復帰を目指す。

阪神・木浪 左肩甲骨の骨折で抹消 15日に死球「やれることをやって早く治すことが一番」

 阪神の木浪聖也内野手(30)が16日、左肩甲骨の骨折で出場選手登録を抹消された。15日・ソフトバンク戦の九回に背中に死球を受けて途中交代し、試合後に福岡市内の病院で診断を受けた。

 この日は球場入りしたが練習には参加しなかった。治療を受けた後、取材に応じた木浪は「折れていたので、しっかり治したいなという思い」と無念の胸中を明かした。

 今後の見通しについては「自分でもまだ分からない。トレーナーといろいろ相談していく」と言葉を濁しつつ「やれることをやって早く治すことが一番」と顔を上げた。

 昨年の日本一に貢献し、今季ここまで60試合に出場していた正遊撃手が予期せぬ離脱となった。岡田監督は「心配っていうか、骨折してるんやもん。しゃあない、それはもう」と自らに言い聞かせるように話し、「まあチャンスや」と木浪に代わって遊撃を守る小幡への期待を口にした。

 木浪は「みんな試合に向かっているので自分のことに集中してほしい。自分は自分のことだけを考えて」と仲間を気遣いながら帰阪。一日も早い復帰を目指していく。