眞鍋監督「五輪の出場権を取った。それに尽きる」と福岡Rを総括、古賀主将「ホームの一体感があった」

AI要約

女子日本代表はアメリカに敗れ、予選ラウンドを終えてファイナルに進む

監督と主将が福岡ラウンドを振り返り、チームの課題と目標に言及

古賀主将はアメリカ戦の反省点やファンへの感謝を語る

眞鍋監督「五輪の出場権を取った。それに尽きる」と福岡Rを総括、古賀主将「ホームの一体感があった」

■バレーボールネーションズリーグ2024 女子予選ラウンド第3週 日本 0-3 アメリカ(16日、福岡・北九州市)

予選ラウンド最終戦で女子日本代表(世界ランク7位)はアメリカ(同5位)に、セットカウント0‐3のストレート負け。通算成績を8勝4敗とし世界ランク7位。すでにパリ五輪出場権を獲得している日本は、20日(日本時間)からタイ・バンコクで行われるファイナルラウンドに臨む。

この日、試合後に行われた会見で、眞鍋政義監督(60)と主将の古賀紗理那(28)が福岡ラウンドを振り返った。

監督は「良かった点はやはりオリンピックの出場権を取った。それに尽きると思います」とし、「我々がやはり目指すところはやっぱスピード、正確性そして失点を少なくすること。残り少ない時間ですけども、そこを修正しながら練習に取り組んでいきたい」と課題にも触れ、ファイナルに目を向けた。

さらに「昨年、オリンピック予選でトルコ、ブラジルに敗戦しまして、本当に選手たちが

やはりその悔しさっていうのをこの半年間継続してくれたというのが、このネーションズリーグに繋がっている」と選手たちを労った。

古賀はアメリカ戦の敗戦について「ディフェンスも本当に素晴らしくて、ポジショニングも私達の得意コースにしっかり入ってきている」と相手チームの印象を語り、「やはりそこで私達のスパイカー自身の工夫、特に私ですけどそこが今日は足りなくて、相手にブロックではめられた形に。もう少し厳しいコースに打つとか、外に出すとかそういう工夫が特に今日足りなかった」と自身の反省点を挙げた。

これまでトルコ(第1週)、マカオ(第2週)と転戦し、第3週は自国開催で見事6大会連続の五輪切符を獲得。古賀は福岡ラウンドでの声援に「本当に会場でたくさんの方が私達に声援を送ってくださって、本当にホームの一体感があって、私達もとても試合がしやすかったです。とても感謝しています」とファンにメッセージを届けた。