五輪決定のバレー女子 パリ本番見据え運命の最終戦 1次L“死の組”回避の世界ランク5位には米国にストレート勝ち&中国の結果待ち

AI要約

福岡大会最終日、日本女子バレーボールチームは世界ランク5位の米国と対戦。

日本が勝利すれば世界ランクポイントをプラスとし、米国を逆転できる可能性がある。

五輪本大会の組み合わせ抽選は19日に行われ、5位以内に入るためには中国とポーランドの結果も重要。

 「バレーボール女子・ネーションズリーグ、日本-米国」(16日、西日本総合展示場)

 福岡大会最終日を迎え、世界ランク7位の日本は同5位の米国と対戦する。ともにすでにパリ五輪行きを決めているが、本番1次リーグでの組み合わせが優位となる世界ランク5位以内に向けて、最後の大一番となる。

 この試合の日本の世界ランクポイントの変動値は、日本は3-0勝利でプラス10・99点、3-1勝利でプラス8・49、3-2ならプラス5・99点、2-3負けでマイナス4・01点、1-3負けでマイナス6・51点、0-3負けでマイナス9・01点となっている。

 米国とのポイント差17・48点。勝てば日本のプラスポイント分、米国はマイナスとなるため、ストレート勝ちならば、米国を逆転できる。ただ、5位以内となれるかは、日本戦後に香港で行われる中国-ポーランドの結果次第となる。

 五輪本大会の組み合わせ抽選会は19日に開催。1次リーグは3組に分かれ、プールAに開催国フランス、同Bに世界ランク1位、同Cに世界ランク2位が入る。世界ランク3~5位は第2ポッドとなり、5位に入れれば、3、4位の強豪国との対戦は避けられる。

 ◇世界ランキング(16日10時時点)と世界ランクポイント

 【1】ブラジル 389・93点

 【2】トルコ 383・93点

 【3】ポーランド 373・60点

 【4】イタリア 372・33点

 【5】米国 349・10点

 【6】中国(アジア最上位) 341・85点

 【7】日本 331・62点

 ⑧オランダ 302・87点

 【9】セルビア 291・04点

 ⑩カナダ 284・76点

 【11】ドミニカ共和国 254・58点

 【19】フランス 166・98点

 【20】ケニア(アフリカ最上位) 162・42点

 ※【】はすでに五輪出場権を獲得している国。