なぜ?勝率5割で並ぶも順位はDeNA3位、阪神4位 セ・リーグの順位決定ルールは

AI要約

15日のセ・リーグではDeNAと阪神が同率となり、順位の決定は勝率や勝利数に基づいて行われることが明らかになった。

セ・リーグのアグリーメントによると、順位は勝率1位、最多勝利数、相互対決の勝率などの基準に従って決定される。

今回のDeNAと阪神の場合、勝率5割であるがDeNAの31勝が阪神の30勝を上回ったため、DeNAが上位となった。

なぜ?勝率5割で並ぶも順位はDeNA3位、阪神4位 セ・リーグの順位決定ルールは

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク6-2阪神>◇15日◇みずほペイペイドーム

 15日のセ・リーグはDeNAと阪神が勝率5割で並んだ。しかし、順位はDeNAが3位、阪神が4位となった。

 これはセ・リーグの順位決定のルールによる。セ・リーグのアグリーメントによると、リーグ優勝球団は(1)勝率1位。勝率1位が2球団以上となった場合は(2)最も勝利数の多い球団。2球団が勝率と勝利数が同じ場合は(3)当該球団間の勝率が高い球団。さらにそれも同じ場合は(4)リーグ内対戦成績(各125試合)の勝率高い球団。それも並んだ場合は(5)前年度順位が上の球団、の順で決めることになっている。2位以下も同方式に従って決定する。今回はDeNAと阪神が同じ勝率5割で並んだが、前記ルールがシーズン中でも適用されるため勝利数31勝で30勝の阪神を上回るDeNAが上位となった。

 なお、パ・リーグは同勝率球団が複数の場合は(1)当該球団間の対戦勝率上位、(2)リーグ内対戦成績(各125試合)の勝率が高い順(3)前年度の上位、の順で決める。そのためパ・リーグではシーズン中に同勝率の球団が複数出て、勝利数が違った場合でも順位に差はつけない。