ビジャ、トーレス、シャビ、イニエスタら異次元だった黄金期 スペインがあの最強世代を越える日はくるか

AI要約

スペインは若手選手が台頭し、EURO2024での活躍が期待されている。

スペインの黄金期はEURO2008で始まり、層の厚い中盤を持つチームが活躍した。

当時のスペイン代表は止めて蹴る技術においても優れており、称賛されている。

ビジャ、トーレス、シャビ、イニエスタら異次元だった黄金期 スペインがあの最強世代を越える日はくるか

現在のスペインは16歳のFWラミン・ヤマル、21歳のFWニコ・ウィリアムズ、MFペドリ、アレックス・バエナ、フェルミン・ロペスら若い選手が多く入っており、EURO2024でもフレッシュな選手たちの活躍に期待がかかる。

目指すは、再びの『黄金期』だ。スペインは15日にクロアチアとのEURO初戦を迎えるが、その前に『UEFA公式』はEURO2008を制した16年前のスペインの活躍を振り返っている。

スペインの黄金期が始まるきっかけとなった大会で、当時のチームはGKイケル・カシージャス、DFセルヒオ・ラモス、カルレス・プジョル、MFシャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、セスク・ファブレガス、ダビド・シルバ、FWフェルナンド・トーレス、ダビド・ビジャらスター選手が集まっていた。

決勝のドイツ戦では試合途中からMFシャビ・アロンソ、サンティ・カソルラも登場していて、さすがに当時のスペインは中盤の層が厚い。その後の2010ワールドカップ、EURO2012ではセルヒオ・ブスケッツ、DFジェラール・ピケらも主力となり、ますます完成度の高いチームとなった。

EURO2008のプレイ映像にSNS上では、「サッカー史の中で最高のプレイを見てきたことに人々は気付いていないと思う」、「とんでもない世代」とスペインを絶賛する声が出ている。

止めて蹴るの基本を極限まで速くこなしているため、相手は全く寄せられない。今の若きスペイン代表もテクニシャンは多いが、当時の世代にはまだまだ届かないだろう。