予期せぬトラブル!レース前に「タイヤに空気が入らない」 ハプニングを好機にした25歳ガールズレーサー/川崎競輪

AI要約

川崎競輪場のミッドナイト「ウィンチケミッドナイト競輪(F2)」が13日に開幕し、得点トップの松本詩乃が白星スタートを切った。

松本詩乃は前回決勝で屈した熊谷芽緯を追走し、後ろになってしまったが落ち着いて走り、空気が入らないハプニングも乗り越えた。

自力勝負にも出る準備を整え、シリーズリーダーとして2日目も人気に応える意気込みを見せる。

予期せぬトラブル!レース前に「タイヤに空気が入らない」 ハプニングを好機にした25歳ガールズレーサー/川崎競輪

 川崎競輪場のミッドナイト「ウィンチケミッドナイト競輪(F2)」が13日に開幕。2Rのガールズ予選1に出場した松本詩乃(25歳・東京=122期)に話を聞いた。

 今開催の得点トップ・松本詩乃は、前回決勝で屈した熊谷芽緯を終始追走し、直線抜け出して白星スタートを切った。

「本当は熊谷さんより前から組み立てたかったけど、後ろになってしまったので(マーク戦になった)。実はレース前に後輪のタイヤに空気が入らないハプニングがあって、車輪が交換になったんです。でもあれで落ち着いて走れたのかな(笑)」

 初日は「差し」の決まり手だったが「練習で自力を出した感じは悪くなかったし、展開次第ではもちろん自分から動くことも考えて」と自力勝負に出る準備はバッチリできている。

 シリーズリーダーらしく、2日目もどんな展開になってもきっちり人気に応えるつもりだ。(netkeirin特派員)