昨年の学生横綱・草野が野見宿禰神社参拝と清掃 伊勢ケ浜部屋3人の横綱が刻まれた石碑に「改めてすごい部屋だな」

AI要約

日大出身で昨年の学生横綱、大相撲夏場所で幕下最下位格付け出しデビューした草野(伊勢ケ浜)が相撲教習所の相撲史講義の一環で野見宿禰神社を参拝し、清掃を行った。

境内には歴代横綱のしこ名が刻まれた石碑があり、師匠や兄弟子の名前もあることに感心した草野。

平日は教習所で厳しい稽古に励み、名古屋場所へ向けて体調管理に気を配りながら調整を進めている。

昨年の学生横綱・草野が野見宿禰神社参拝と清掃 伊勢ケ浜部屋3人の横綱が刻まれた石碑に「改めてすごい部屋だな」

 日大出身で昨年の学生横綱、大相撲夏場所で幕下最下位格付け出しデビューした草野(伊勢ケ浜)が14日、相撲教習所の相撲史講義の一環で、相撲の神様がまつられる東京・墨田区にある野見宿禰(のみのすくね)神社を参拝。気温30度近い猛暑の中、ほかの生徒ともに清掃を行い「疲れました。暑かったです。もっと相撲のことを勉強していきたいです」と笑顔を見せた。

 境内には歴代横綱のしこ名が刻まれた石碑がある。その中には、師匠・伊勢ケ浜親方の旭富士、部屋付きの宮城野親方の白鵬、兄弟子・照ノ富士の名前も刻まれている。「すごい部屋だな、と改めて思いました」と語った。

 平日は毎日教習所の稽古に参加。数日前には教官でもある部屋付きの楯山親方(元幕内・誉富士)に胸を借りたという。「土俵3面分、端から端までずっと押して、きつかったです」と、面積が広い教習所ならではの稽古で汗を流している。

 名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)へ向けては「暑いらしいですね」と真夏の猛暑を警戒した。「体重を落とさないようにしたい」と、157キロあった体重は現在は148キロ。体の状態にも気を遣いながら調整を進める。(大西 健太)