【宝塚記念】シュトルーヴェ3頭併せ11秒2 G2連勝中の上がり馬、勢いはメンバー随一

AI要約

上半期のグランプリ、宝塚記念(G1、芝2200メートル)の1週前追い切りが行われた。

重賞2連勝中の上がり馬シュトルーヴェは好調な追い切りを見せたが、大舞台ではさらなるパフォーマンスが求められる。

堀師は馬の状態を確認しつつ、G1初挑戦に向けて準備を進めている。

<宝塚記念:1週前追い切り>

 上半期のグランプリ、宝塚記念(G1、芝2200メートル、23日=京都)の1週前追い切りが13日、東西トレセンで行われた。

 重賞2連勝中の上がり馬シュトルーヴェ(せん5、堀)は美浦ウッドで3頭併せ。最後方追走から直線は内を回って強めに追われ、中ダノンボレロ(古馬2勝クラス)、外ミッキーラッキー(3歳1勝クラス)に1馬身ずつ遅れたが、6ハロン82秒4-11秒2と上々の時計を出した。

 大舞台では1段上の内容が求められる。堀師は「要所要所で反応は鈍いですが、調教ではいつもこんな感じです」と前置きし「ただ暑いせいもあるのか、気配とすれば前走時よりも若干落ちています」と評価する。日経賞、目黒記念とG2を連勝。中3週でのG1初挑戦だが、勢いはメンバー随一。師は「幸い脚元も健康状態も良好。前2走とは相手が違う点で、力関係がどうか」と見据えた。【桑原幹久】