シェシュコ残留も「動揺なし」…アーセナルは移籍市場でどう動く?有力メディアが分析

AI要約

アーセナルはシェシュコの獲得を諦め、中盤の強化に注力する方針に転換している。

シェシュコはライプツィヒと2029年まで契約延長し、アーセナルの動向に変化が生じた。

アーセナルはライスをサポートする中盤選手の補強に焦点を当てており、スビメンディやネヴェスなどに関心を示している。

シェシュコ残留も「動揺なし」…アーセナルは移籍市場でどう動く?有力メディアが分析

アーセナルの今後の移籍市場での動きについて、『The Athletic』が分析した。

2シーズン連続で2位に終わり、プレミアリーグ優勝にまたも届かなかったアーセナル。悲願達成へ向けて今夏の移籍市場でも補強に動くことが伝えられており、中でもRBライプツィヒFWベンヤミン・シェシュコの獲得に動いていると報じられていた。しかし12日、ライプツィヒはシェシュコとの契約を2029年まで延長したことを発表している。

それでも『The Athletic』によると、アーセナル陣営はシェシュコに魅力的なオファーを提示したと自信を持っていたものの、常に契約延長の可能性は理解していたため「動揺はない」という。また今季後半戦にカイ・ハヴァーツが大活躍を見せたことで、ストライカー補強の緊急性は下がったようだ。以前にはスポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュも追いかけていたが、関心は冷めているようだ。さらに、噂されるボローニャFWジョシュア・ザークツィーを狙うつもりはないとも指摘されている。

一方で、アーセナルはシェシュコ側と数年間にわたって強い関係を築いてきたため、来年夏の移籍市場で再び獲得に動く可能性があるとのこと。しかし、ライプツィヒとの間の契約解除条項がなくなること、また同じく関心を示していたチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドの存在により、「1年後も明確な選択肢である保証はない」ようだ。

そしてアーセナルは、中盤の強化にシフトする模様。デクラン・ライスをサポートする選手の補強にリソースを割く可能性が高まっているという。マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)とジョアン・ネヴェス(ベンフィカ)に関心を持っており、またより攻撃的な中盤の選手の獲得にも前向きのようだ。しかし、現時点で明確なターゲットは明らかになっていないと伝えられた。