横山朋哉がブラジルの“ボンバーヘッド”と対戦。「髪の毛が邪魔じゃないかという印象しかない」と困惑【K-1】

AI要約

横山朋哉(リーブルロア)がK-1 WORLD MAXに参戦し、WGPのKickboxingライト級王者カベロ・モンテイロ(ブラジル/CFHOUSE)と対戦することが発表された。

カベロは日本で自身の伝説を築きたいと意気込み、日本のファンに自己を確立することを目指している。

横山はKO勝利を宣言し、カベロを倒すことに自信を見せている。

横山朋哉がブラジルの“ボンバーヘッド”と対戦。「髪の毛が邪魔じゃないかという印象しかない」と困惑【K-1】

 K-1が6月11日、都内で会見を開き「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に参戦が発表されていたKrushスーパー・フェザー級王者の横山朋哉(リーブルロア)の対戦カードを発表した。

 横山は南米最大のプロモーション「WGP」のKickboxingライト級王者カベロ・モンテイロ(ブラジル/CFHOUSE)と対戦する。

 会見では宮田充Krushプロデューサーが「5月に南米最大のプロモーション『WGP』でライト級王者となった。トリッキーな試合をするファイター。試合が派手で面白い。いくつか候補が挙がったが、WGPの強い推薦もあり参戦が決まった。ブラジルの選手はMMAでも強い選手がごろごろいる。チャンスということで張り切って来日してくれるということで、横山選手と楽しみなカードとなった」などと紹介。

 カベロはK-1を通じて「真の侍は日本で戦い、自分自身の伝説を作りたい。これは私と私のチームにめぐってきた必然のチャンスと感じていてうれしく思っている。相手については何も言うことはない。自分の最大の相手は自分自身、考え方、感情です。一生懸命練習することが素晴らしい結果につながり、観客にも楽しんでもらえると思う。皆さんに最高に盛り上がってもらうために一生懸命頑張っています。日本の多くのファンの記憶に残るように努力していきます。日本とブラジルの関係は結びつきが強いことも分かっています。ヴァンダレイ・シウバ、ヒカルド・アローナ、アンデウソン・シウバ、彼らが築いた格闘技の歴史を自分もつないでいきたいと思っています。まずは日本のファンの中に自分の存在を確立させます。ブラジルスタイルをぶちかますぜ!」とコメントを寄せた。

 横山は「今回の試合は普通にKOで終わると思います」とKO勝ちを宣言。カベロの印象については「相手の写真を見せてもらった時は“なんだこいつは”と思った。髪の毛が邪魔じゃないかという印象しかなかった。頭の印象しかない。当日にどういう頭で来るか分からないが、しっかり倒して“もう日本に来たくない”と思わせたい」と語った。この日は欠席のカベロの写真の髪形は、サッカーの元日本代表の中澤佑二のボンバーヘッドを二回りは上回る見事なもの。

 横山は今年2月に髙橋直樹を破り王座を獲得後、初めての試合となるのだが「相手どうこうではなく、ただ自分の技術を伸ばす練習をしてきている。倒すための練習をしてきたので、相手が決まって、その対策を練っているところ。準備はできていたので後は倒すだけ」とこの間の実力アップに自信を見せた。

 カベロのヘアスタイル以外の印象については「気持ちの入っている選手で足技が多彩。淡々と攻撃する選手というイメージ。(スイッチは)あまり気にならないと思う。自分のリズムで戦う選手なのかな。そのリズムに乗らずに自分の持ち味を出せれば間違いなく倒せる。倒すイメージしかない。僕がタイトルを獲ってからの期間は、KOにこだわって練習してきたので、それを出せれば間違いなく倒せる」と一定の評価はしつつもKO勝利への自信は揺るがず。