大相撲・名古屋場所は『大の里の勢い』VS『上位陣の意地』 先発事務所開きで出羽海親方が期待

AI要約

大相撲名古屋場所の先発事務所開きが行われ、担当部長は小結大の里の勢いや役力士たちの意地を見せることに期待を示した。

大の里の活躍や横綱照ノ富士、貴景勝らの参戦などが注目される中、熱い戦いが期待されている。

今回が同場所での最後となる本場所に向け、関係者が事務所入りし、IGアリーナでの開催に備えて準備を進めている。

大相撲・名古屋場所は『大の里の勢い』VS『上位陣の意地』 先発事務所開きで出羽海親方が期待

 大相撲名古屋場所(7月14日初日、中日新聞社共催)の先発事務所開きが10日、会場となる名古屋市中区のドルフィンズアリーナであった。担当部長の出羽海親方(元幕内小城ノ花)は、夏場所で初優勝した小結大の里(24)=二所ノ関=の勢いとその他の役力士が意地を見せられるかという構図での熱戦に期待を示した。

 大の里は入幕3場所目の先場所、12勝を挙げて史上最速となる入門から所要7場所で賜杯。役力士で大の里に土をつけたのは、豊昇龍ただ一人だった。それも踏まえ、同親方は「若手の大の里が、3場所続けて2桁勝利して優勝。今場所も楽しみになる。そこに対し、横綱照ノ富士や(かど番の)貴景勝も出場してくるでしょうから当然、意地を見せてもらわないと」と展望した。

 同日は、担当の若藤親方(元幕内皇司)、熊ケ谷親方(元幕内玉飛鳥)、千賀ノ浦親方(元幕内里山)らも事務所入り。2025年から同市内のIGアリーナでの開催となるため、同所で最後となる本場所に向け、関係者のあいさつなどに対応した。