堀口恭司のリマッチを受けるセルジオ・ペティス 平本蓮は「ブラザー、家族。早く恩返ししたい」

AI要約

メインイベントでフライ級王者・堀口恭司と対戦するセルジオ・ペティスがリマッチの機会を受け、堀口へのリスペクトを示しつつ再戦に向け準備を進めている。

セルジオは堀口をバックハンドブローでKOし、ベラトール王座を奪取しており、再戦は日本で初めての試みとなる。

セルジオは来日後、平本蓮から多くのサポートを受けつつファイトキャンプを進め、堀口に対するリスペクトと感謝の気持ちを表明している。

 「RIZIN.47」(9日、国立代々木競技場第一体育館)

 個別記者会見が7日、都内で行われ、メインイベントでフライ級王者・堀口恭司(アメリカン・トップチーム)と対戦するセルジオ・ペティス(米国)が出席した。元UFC世界ライト王者アンソニー・ペティスの実弟で、元ベラトール世界バンタム級王者のセルジオが日本で試合をするのは初めてのことになる。

 セルジオは2021年12月に堀口をバックハンドブローでKOし、ベラトール王座を奪取しており、今回は堀口の雪辱戦となっている。

 セルジオは「堀口にはリマッチの権利があって当然だと思う。3ラウンドまではすごくいい動きをしていたし、立場が逆なら僕もリマッチしたいと思うだろう。彼はアスリートとして、ファイターとして、そういう機会が与えられて当たり前だと思う」と、堀口へのリスペクトをにじませつつ、勝ち逃げせずに再戦を受けた理由を説明。

 「彼は非常に危険なアスリートで、全てを非常に高いレベルでやれる危険な相手なので、全く油断はしていない」と、気を引き締めた。

 この試合に向けたファイトキャンプ、そして来日後の練習場所やマッサージなどに関して、平本蓮に「とにかく、すごく世話になっている」といい、「打撃に向き合う姿勢やいろんなスタイルを教えてくれる。彼に学ぶものはたくさんある」と感謝。「彼はブラザー、家族だと思っている。早く恩返ししたい」と話していた。