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「選手の気持ち」で GK鈴木彩艶ら所属シントトロイデンがパリ五輪への選手招集協力方針
ベルギー1部シントトロイデンが、今夏のパリ五輪に挑むU―23日本代表への選手招集に協力する方針を明らかにした。
五輪に参加する選手の所属クラブとの交渉が必要で強制力がない中、U―23日本代表の選手たちも出場したい意向を示し、クラブも基本的には応じる意向を示している。
シントトロイデンから3人の招集が可能なれば、海外組が参加困難な中で日本代表にとって追い風となる可能性がある。
![「選手の気持ち」で GK鈴木彩艶ら所属シントトロイデンがパリ五輪への選手招集協力方針](/img/article/20240607/6662087f7bc75.jpg)
ベルギー1部シントトロイデンが、今夏のパリ五輪に挑むU―23日本代表への選手招集に協力する方針であることが6日、分かった。五輪は国際サッカー連盟(FIFA)が定める国際試合期間外のため、協会の招集に強制力がなく、日本サッカー協会は各選手の所属クラブとの交渉が必要。今回の米国遠征にGK鈴木彩艶(21)、MF藤田譲瑠チマ(22)、山本理仁(22)が参加しているが、五輪についても、クラブは「選手の(出場したい)気持ちもある」とし、状況次第ではあるが招集された場合も基本的には応じる見通しとなった。
パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア杯は、J各クラブとの協議で招集上限3人を原則としていたが、五輪への選手派遣は1クラブ最大2人となる。スペイン1部Rソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が出場を断念するなど海外組の招集が難しい中、立石敬之氏(54)が最高経営責任者(CEO)を務めるシントトロイデンから3人の招集が可能となれば、大岩ジャパンにとっては追い風となりそうだ。