【日本ハム】新庄監督、中軸一時解体し若手起用も広島・九里を攻略できず 今季初の2カード連続負け越し

AI要約

広島が日本ハムを3―1で下し、新庄監督が郡司とマルティネスの3・4番を変更したが勝利には至らず。

水谷と田宮が奇手の打順でも結果を残し、若手コンビが新たな打線の軸として台頭。

日本ハムは2カード連続の負け越しとなったが、新庄監督は若手選手の活躍に期待を寄せる。

【日本ハム】新庄監督、中軸一時解体し若手起用も広島・九里を攻略できず 今季初の2カード連続負け越し

◇6日 広島3―1日本ハム(マツダ)

 日本ハム・新庄剛志監督(52)がここまで固定していた郡司、マルティネスの3・4番を一時解体。「3番・水谷」「4番・田宮」の奇手を繰り出したが、広島の先発・九里を攻略するまでには至らなかった。

 「仕方ない。今一番チームで調子がいい(2番の)水野君、水谷君、田宮君を並べてどうかなって。マルティネスが疲れている感じもしたので」。試合後はサバサバと敗戦を受け止めた。

 水谷と田宮はプロで初めてとなる打順でも爪痕を残した。交流戦での打率が5割の水谷は7回無死三塁できっちり犠飛。チーム唯一の得点をもたらした。打率リーグトップの田宮もマルチ安打で貫禄を示した。

 今季初の2カード連続負け越しにはなった。しかし、「(田宮らは)しっかり打ちましたしね」と新庄監督にショックはない。若手コンビを軸に据える新打線が、指揮官の引き出しに加わった。