ザネ、“絶対的なリーダー”コンパニとバイエルンで再会。「彼はいつか僕の監督になると言っていた…」

AI要約

バイエルンの新監督に就任したヴァンサン・コンパニについて、選手時代の共通の仲間であるリロイ・ザネが言及

コンパニ監督はバーンリーからバイエルンに移籍し、ザネは彼の指導力を評価している

ザネはコンパニ監督のリーダーシップを期待し、来シーズンのバイエルンの成功を予想している

ザネ、“絶対的なリーダー”コンパニとバイエルンで再会。「彼はいつか僕の監督になると言っていた…」

バイエルンのリロイ・ザネが、指揮官に就任したヴァンサン・コンパニ監督について言及した。ドイツ『スカイ』が伝えている。

今年2月にトーマス・トゥヘル前監督の今季限りでの退任が決定して以降、後任探しに動いていたバイエルン。これまでレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督やドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督らに接触も合意には至らず。難航していた中で、バーンリーで指揮していた38歳のコンパニ監督に白羽の矢が立ち、2027年6月30日までの契約を結ぶことで合意に達した。

これにより来季からコンパニ監督がバイエルンを指揮することが決定。同監督の現役時代に、ザネは2016年から2019年までマンチェスター・シティで共闘し、2017-18シーズンからはプレミアリーグ連覇。2018-19シーズンではFAカップとカラバオ・カップでも優勝し、イングランド史上初となる国内3冠を達成した。

かつてのチームメイトと指揮官・選手の立場で再会するザネは「彼はいつか僕の監督になると言っていたんだ。僕はそんなことはあり得ないと言ったんだけど、今、残念ながらそうなってしまったから、彼は正しかったんだと思うよ」と冗談交じりに語った。

「彼がトップレベルのクラブの監督になること、そして僕もその一員となって再会できることを本当に嬉しく思うよ」

これまで古巣のアンデルレヒトやバーンリーを指揮してきたコンパニ監督。ザネは同監督の選手時代から将来指揮官になることは想像に難くなかったという。

「選手時代の姿から想像できたよ。一緒にプレーしていた時でさえ、彼はノートパソコンの前に座って試合を観ていたからね」

また、バイエルンの指揮官に就任したコンパニ監督は連絡を取ったようで、「少し電話をしただけだよ。僕は彼を祝福し、楽しみにしていると伝えたんだ。簡単な近況報告をした感じだね」と明かしている。

コンパニ監督は今季バーンリーで昇格組としてプレミアリーグ1年目に挑戦したものの、わずか5勝で2部降格が決定。そんな指揮官のバイエルン就任には驚きの声もある。しかし、ザネは同監督を“絶対的なリーダー”と高く評価し、来季のチームの成功に期待を寄せている。

「性格の部分でいえば、彼は先頭に立ちたいと思っているし、絶対的なリーダーだよ。選手としてピッチに立っていた頃からね。当時彼がチームメイトに期待していたこと、期待されていたことを今では選手たちに同じことを要求するだろうし、僕らが主導権を握り、速くて良いサッカーをすること。それを彼が僕らに教えてくれれば、物事はとても上手くいくだろうね」