ラミレスさん「ボールが変わり、さらに長打が出にくくなっている」 自身のYouTubeで投高打低の原因指摘

AI要約

 元プロ野球選手であり、DeNAの元監督でもあるアレックス・ラミレスさんが、日本プロ野球の現状について自身のYouTube動画で解説した。投高打低の原因として、ボールの変化が挙げられている。

 ラミレスさんは、打者の本塁打が減少していることに言及し、「ボールの変化によって投手が有利になり、打者に影響を与えている」と述べた。さらに、今年からのボールの変化が長打を難しくしているとも指摘している。

 交流戦においては、復帰した筒香嘉智の活躍や苦戦する大貫晋一への期待を語り、チームの勢いを取り戻すための方法を提案している。

ラミレスさん「ボールが変わり、さらに長打が出にくくなっている」 自身のYouTubeで投高打低の原因指摘

 ヤクルトや巨人などでプレーし、DeNAでは監督も務めたアレックス・ラミレスさん(49)が、4日に公開した自身のYouTube動画で、日本プロ野球の投高打低の原因についてボールの変化を挙げた。

 動画では、DeNAの交流戦での戦い方や、Aクラスに返り咲くための方法を分析した。その中で、打線の本塁打が少ないことにも触れ、「この要因はセ・リーグだけではなくNPB全体で野球が変わってきている」「投手がより優位になり、打者には大きな影響が出ていて、以前のような成績を残せなくなっている」と指摘。さらに「今年からボールが変わり、さらに長打が出にくくなっている」と述べた。

 DeNAの交流戦のキーマンとして、打者では5年ぶりに復帰した筒香嘉智に「現在4番の筒香が当たってくるとチームの勢いがつき、交流戦中にAクラスに返り咲く可能性も十分ある」と期待。投手では2勝7敗と苦戦する大貫晋一に「もう少し踏ん張り、彼が投げている時に打線も援護してほしい」と語った。