ベルギー代表は負傷中の37歳ヴェルトンゲンをユーロ2024で招集へ…ケガ克服で万全のクルトワとの違いとは
アンデルレヒトのベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン(37)は負傷中だが、ユーロ2024には向かうようだ。
ヴェルトンゲンはアンデルレヒトでプレーし、負傷の影響でシーズンラストを欠場するも、ユーロ2024を最後の大舞台と位置づけている。
テデスコ監督は負傷からの復帰が難しいヴェルトンゲンを信頼し、大会メンバー25名に選出する方針だ。
アンデルレヒトのベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン(37)は負傷中だが、ユーロ2024には向かうようだ。ベルギー『NIeuwsblad』がレポートする。
長らくトッテナムの一員だったヴェルトンゲン。オランダでプロデビューした37歳は現在、初の母国クラブとして名門アンデルレヒトに身を置き、最終ラインの要に君臨する。
今季大半を大きなケガもなく稼働してきたが、終盤戦にきて鼠蹊部を痛め、シーズンラストを欠場。今なおベルギー代表の主力として踏ん張り、15日開幕のユーロ2024を「最後の大舞台」と宣言してきたなか、手痛い負傷だ。
それでもドメニコ・テデスコ監督からお声がかかり、大会メンバー25名に選出。ただ、やはり5日の国際親善試合・モンテネグロ代表戦に出場できる状態ではなく、本大会もグループ第1~2節の出場がほぼ間違いなく不可。
登録メンバーは7日までなら変更できるわけだが、ヴェルトンゲンがこのような状態でもデデスコ監督は2つ年下の重鎮センターバックを信頼。負傷あがりながらコンディションの良いGKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)を排除した一方、フェルトンゲンはユーロ2024へ連れて行く方針とのことだ。
昨夏、ゲーム主将の座を巡ってひと悶着あったテデスコ監督とクルトワ。クルトワはチームの中枢であるケビン・デ・ブライネとも長年にわたって不仲だとされている。