加納「あとは取るだけ」 WBOフライ級王座決定戦―ボクシング

AI要約

世界ボクシング機構(WBO)フライ級1位の加納陸(大成)が、同級2位のアンソニー・オラスクアガとの王座決定戦に向けて記者会見を行い、2度目の世界戦に意気込みを語った。

加納は体力面の強化に取り組み、スパーリングも消化。相手のパンチを受けず自分の攻撃を重視するスタイルを目指している。

7月20日の試合に向けて、加納は自らの能力を信じ、世界を獲る決意を示している。

 世界ボクシング機構(WBO)フライ級1位の加納陸(大成)が3日、同級2位のアンソニー・オラスクアガ(米国、帝拳)との王座決定戦(7月20日、東京・両国国技館)に向け、兵庫県三田市の所属ジムで記者会見に臨み、2016年以来2度目となる世界戦に「自分なら、必ず世界を取れるという気持ちがあったので、ここまで続けられた。あとは取るだけ」と闘志を燃やした。

 

 5月はゴルフ場で短期の走り込み合宿を行うなど、体力面を重点的に強化。既に本格的なスパーリングも消化しており、「相手のパンチをもらわずに自分の攻撃だけ当てるスタイルを確立していきたい」と意気込んだ。