失格騒動を残り超えて昨年混合ダブルス優勝の加藤未唯 女子ダブルスで2回戦突破

AI要約

昨年、混合ダブルスで優勝した加藤未唯=ザイマックス=が、ナディア・キチェノクとのペアで2回戦を突破。

加藤は、3日間かけての勝利で再開後に苦戦したが、2回戦も降雨で2日がかりの試合となる。

過去の失格騒動を経て笑顔で今大会を終えたい思いがあったが、降雨による順延により苦戦している。

 【パリ2日=吉松忠弘】昨年、混合ダブルスで優勝した女子ダブルス世界ランキング37位の加藤未唯=ザイマックス=が、ナディア・キチェノク(ウクライナ)とのペアで、2日がかりの2回戦を突破した。マイア・ラムスデン(英国)、王雅繁(中国)組を6-3、7-5で破った。

 加藤組の1回戦は、3日間をかけての勝利で、加藤は、再開後、「3日もあったのは初めて。どういう入り方をしようかと迷った」という。2回戦も、降雨で2日がかり。前日、7-5、1-0でこの日に延期となった。

 昨年の女子ダブルス3回戦で、加藤がボールガールにラケットで返球した球が首に直撃した。この行動で、加藤組は失格となり、日本国内で社会問題へと発展した。今大会の1回戦に勝った後は、「笑顔で今大会を終わりたい」と話していたが、降雨による順延に次ぐ順延で、苦笑いだ。