日本ハム・新庄監督、抑えで連日被弾の田中正義を配置転換へ「いいときの正義君に戻るまで」

AI要約

日本ハムは田中正義投手が九回に牧に勝ち越し本塁打を浴び、2連敗となった。新庄監督は直球の問題を指摘し、投手配置の変更を明言。

田中正は3試合連続失点し、今後の起用法は未定。抑えは日替わりで選択されることも。

新庄監督は再び田中正を抑えに配置するため、投手コーチと協力して改善を図る考え。

日本ハム・新庄監督、抑えで連日被弾の田中正義を配置転換へ「いいときの正義君に戻るまで」

(日本生命セ・パ交流戦、日本ハム3-4DeNA、2回戦、DeNA2勝、1日、エスコン)日本ハムは同点の九回に抑えの田中正義投手(29)が牧に勝ち越し弾を浴びた。2連敗となり、新庄剛志監督(52)は「打者に打ちやすい球になっている。(直球の)ホップ成分が足りていないところを修正してもらうためにポジションを変更して」と2試合続けて九回に本塁打を許した右腕の配置転換を明言した。

前夜はオースティンに147キロの直球を同点弾とされ、この日も牧に151キロの直球を左中間席へ運ばれた。登板3試合連続失点。田中正の今後の起用法は未定で、抑えは打者や状況によって日替わりで選択する。指揮官は「良くなったらまた戻す。投手コーチと相談してもらって、いいときの正義君に戻るまで」と奮起を願った。(加藤次郎)