レールの保守管理体制の改善へ 弘南鉄道の職員がJRから保線技術学ぶ 平川市

AI要約

弘南鉄道は国から改善指示を受け、JR東日本と連携して職員の技術力向上を図っている。

勉強会でレールの検査手順を確認し、脱線事故やレールの摩耗による長期運休を防ぐ取り組みを行っている。

来月から年1回の定期検査を実施予定。

レールの保守管理体制の改善へ 弘南鉄道の職員がJRから保線技術学ぶ 平川市

レールの検査体制などについて国から改善指示が出された弘南鉄道はJR東日本と連携して職員の技術力向上を図っています。

勉強会は平川市の弘南鉄道「平賀車両基地」で開かれ、弘南鉄道とJR東日本から合わせて16人が参加しました。勉強会ではレールの幅のずれやカーブのゆがみなど測定装置を使って検査する手順を確認しました。弘南鉄道では去年脱線事故やレールの摩耗による長期運休が発生し、東北運輸局から職員による保守管理体制がぜい弱だとして改善指示が出されました。これを受け弘南鉄道はことし3月にJR東日本秋田支社と保線分野の技術支援を受ける協定を結び職員の技術力向上を図っています。

★弘南鉄道 船越信哉常務

「JRとの連携に関してはきょうで2回目になりますけれども引き続き勉強会を通じて職員の知識の向上や安全運転への管理体制の構築を図っていきたいと思っています」

弘南鉄道は来月から年1回の定期検査を行う予定です。