【速報】天草ごみ処理施設、契約解除方針決める 広域連合の正副連合長会議

AI要約

天草広域連合が建設予定の新ごみ処理施設の契約を解除する方針を決定。契約解除は事業提案書の虚偽記載のためであり、再入札手続きが始まる見通し。

新施設の稼働予定が数年遅れる見通しであり、大型公共工事の契約解除が極めて異例の事態となっている。

解除後の再入札手続きが進む中、天草広域連合は新施設の遅れにより、計画通りの稼働予定が難しい状況に直面している。

【速報】天草ごみ処理施設、契約解除方針決める 広域連合の正副連合長会議

 天草広域連合(天草市、上天草市、苓北町)は25日、正副連合長会議を開き、天草市楠浦町に建設予定の新ごみ処理施設に関し、整備運営事業を受注した企業グループ(10社)との契約を解除する方針を決めた。「事業提案書に虚偽記載があり、入札そのものが無効」と判断した。今後、再入札の手続きに入るが、2027年7月に予定していた新施設の稼働は数年ずれ込む見通し。大型公共工事の契約が、締結から9カ月もたって解除されるのは極めて異例。