広島・福山の50代男性 SNS投資詐欺被害 架空ネットショップ 商品仕入れで5190万円

AI要約

福山市内の50代男性がSNSを通じて架空のオンラインショップ経営を持ちかけられ、約5千万円をだまし取られた事件が発生

男性は女性から相談を受け、指示通りに口座に計33回、5190万3千円を送金。しかしネット上のショップは偽サイトだった

男性が被害に気づいたのは女性らとの連絡が途切れ、手数料を支払った後。恋愛感情を悪用した恐らく女性による詐欺事件

広島・福山の50代男性 SNS投資詐欺被害 架空ネットショップ 商品仕入れで5190万円

 広島県警福山東署は23日、福山市内の50代男性が交流サイト(SNS)を通じて架空のオンラインショップ経営を持ちかけられ、約5千万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件で捜査するとともに、同様の被害が他にも確認されているとして、注意を呼びかけている。

 同署によると、男性は3月、マッチングサイトで知り合った女性からSNSで「一緒にネットショップを経営する相手を探している」と相談を受け、紹介されたサイトにショップを開設。その後、カスタマーサービスセンターを名乗る人物に指示され、商品を仕入れる経費といった名目で指定された口座に計33回、5190万3千円を送金した。

 ネット上には売り上げの額が表示されていたが、偽サイトだった。男性が4月、売り上げを引き出そうとしたところ手数料を求められ、振り込んだ途端に女性らと連絡が取れなくなった。女性が男性に恋愛感情を抱かせ、悪用したとみられる。

 男性から署への相談で発覚した。男性は被害届を提出している。