バイオリニスト荒井里桜さん、7月初めての岐阜公演「親近感あるエリア、楽しみ」 東京芸大主席卒

AI要約

岐阜新聞社・岐阜放送プレミアムコンサート「荒井里桜ヴァイオリン・リサイタル」が7月28日に岐阜市民会館で開催される。荒井さんは初めての岐阜での演奏に楽しみを語った。

荒井さんはバイオリンを5歳から始め、国内外で活躍している。今回演奏する曲には、ブラームスやショーソンの作品が含まれている。

アフタートークでは、子ども時代の思い出や恩師から学んだことについて話す予定。岐阜には親近感があり、地元への思いも語っている。

バイオリニスト荒井里桜さん、7月初めての岐阜公演「親近感あるエリア、楽しみ」 東京芸大主席卒

 岐阜新聞社・岐阜放送プレミアムコンサート「荒井里桜ヴァイオリン・リサイタル」が、7月28日に岐阜市民会館(同市美江寺町)で開かれる。荒井さんは「思い入れのある曲を演奏する。岐阜での演奏は初めてなので楽しみ」と東京都内で意気込みを語った。

 荒井さんは5歳からバイオリンを始め、東京芸術大器楽科を首席で卒業した後、ローザンヌ高等音楽院(スイス)に留学した。第87回日本音楽コンクールで1位、国内外の有名オーケストラと共演するなど活躍中だ。

 今回演奏するのは、ブラームスの「雨の歌」やショーソンの「詩曲」など5曲。「雨の歌は初めてで、ずっと演奏したいと思っていた曲。詩曲を取り上げるのは久しぶりで、愛憎劇が込められた曲。それぞれ雰囲気が違う曲なので、違いを楽しんでもらえたら」と話す。また「音楽は、その作曲者の言語や経験、環境が大いに影響する」と実感したという。ピアノ演奏は沼沢淑音さん。

 アフタートークでは、子ども時代の思い出やローザンヌで恩師から学んだことなどを話す予定だ。出身は東京だが生まれは愛知県、母が岐阜県生まれで「このエリアには親近感がある」と話す。

 岐阜市民会館の自主事業「市民の劇場」として開催。当日は午後3時開演。チケットはプレイガイドぎふなどで5月25日から販売する。問い合わせは岐阜新聞社読者局、電話058(257)1625。