国道7号で車の整備状況を確認する街頭点検 トラックの脱輪死亡事故を受け大型トラックの『左側の後輪』を特に注意してチェック
青森県平川市で行われた街頭点検では、車両点検の重要性が強調されました。
点検では、車の整備状況や安全性がチェックされ、重大な整備不良は見つからなかったものの、一部の車に不具合が見つかりました。
特にトラックの脱輪死亡事故を受け、タイヤの増し締めなど注意点が指摘されました。
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普段使っている車の整備状況を確認する街頭点検が21日に、青森県平川市で行われ、車両点検の重要性を伝えました。
街頭点検は、県自動車整備弘前協議会の会員など約50人が平川市碇ヶ関の国道7号・船岡駐車帯で点検を行ないました。
21日は、秋田県方面から弘前市方面に向かう乗用車やトラックが次々と誘導され、ヘッドライトやウインカーなどがしっかりと点灯するかや、排気ガスが適正かなどの点検を受けました。
2023年12月には、八戸自動車道下り線でトラックの脱輪死亡事故が起きていて、大型トラックでは外れやすいとされる左側の後ろの車輪がしっかり取り付けられているかを、専用の器具を使ってチェックしていました。
県自動車整備弘前協議会 下山 悟会長
「八戸の方で(トラック脱輪の)死亡事故があったということを受けて、特にタイヤの増し締めを注意していたところ、1件も増し締めを(必要と)することなく津軽地方はうまくいったと思う」
21日の街頭点検では、重大な整備不良は見つかりませんでしたが、点検した112台のうち18台に電球切れなどの不具合や不良箇所が見つかり、ドライバーを指導しました。