人間だったら111歳! 歴代最高齢を更新中 のぼりべつクマ牧場のヒグマ「マケンコ」 元気の秘訣は?
のぼりべつクマ牧場には、現在37歳で111歳に相当する長寿のクマ「マケンコ」がいる。
「マケンコ」は食いしん坊で元気な秘訣はしっかり食べることだという。
「マケンコ」の歴史を知るためのミニ博物館がオープンし、今後も長生きするために飼育員がサポートしている。
動物のご長寿の話題です。のぼりべつクマ牧場に、歴代最高齢を更新し続けているクマがいるのをご存知でしょうか。人間の年齢にして111歳になるんです。
のぼりべつクマ牧場・石川大雅飼育員:「この子がマケンコです」。
のぼりべつクマ牧場で、1987年に生まれたメスの「マケンコ」。現在37歳で、人間の年齢に換算するとなんと111歳。この牧場の、歴代のクマの長寿記録を更新し続けています。
石川大雅飼育員:「他の同居のクマよりもひときわ食いしん坊で、本当にしっかり食べるというのが元気な秘訣になっています」。
14日には、「マケンコ」の歴史を知ってもらおうとミニ博物館がオープン。「マケンコ」は1歳のころにステージデビューし、自転車や大玉に乗る芸で来場者を楽しませていました。15歳のころに引退しましたが、ミニ博物館には当時乗っていた大玉などが展示されています。
石川大雅飼育員:「高齢ということもあって、バックヤードにずっと生活しているクマ牧場内ですごくご長寿のクマになるので、お客さんが知るきかっけとして博物館ができた経緯になります」。
来園者:「どんな感じに育ったのか知れてよかったです」。「元気にみんなに守られて111歳まできたのかな」。
今は、人前に出ずバックヤードでゆっくりと暮らしている「マケンコ」。特に体調が悪いこともなく、今後も長生きできるよう飼育員でサポートしていくということです。