「仕事がうまくいかず、生活していくことが嫌になった」 広島市の連続不審火 容疑者の男逮捕 広島中央署

AI要約

広島市の住宅街で起きた不審火事件について、逮捕容疑者とその供述が明らかになった。

逮捕された男は自称派遣社員であり、仕事の不調から生活に絶望して犯行に及んだという。

事件は他の2件との関連性も調査されている。

「仕事がうまくいかず、生活していくことが嫌になった」 広島市の連続不審火 容疑者の男逮捕 広島中央署

 広島市の住宅街で掲示板などが燃えた3件の不審火で、広島中央署は7日、うち1件に関わったとして、広島市中区の自称派遣社員の男(57)を器物損壊の疑いで逮捕した。残る2件との関連も調べる。

 逮捕容疑は5日午後10時ごろ、中区舟入中町のマンション1階の出入り口にある掲示板に火を付け、掲示板と掲示物を焼いた疑い。

 同署によると、現場近くをパトロールしていた署員が、マンションの防犯カメラの映像に映っていた男とよく似た服装の男を発見。職務質問したところ容疑を認めた。「仕事がうまくいっておらず、生活していくことが嫌になった」という趣旨の供述をしているという。

 市では、1日夜に西区東観音町で掲示板と掲示物が燃え、4日朝には中区舟入町で焦げた掲示板が見つかった。