宮獅子や神輿、港町活気 小松で安宅まつり開幕

AI要約

小松市安宅町の安宅住吉神社の例大祭「安宅まつり」が開幕し、神輿渡御や宮獅子の舞が行われた。

祭りに参加する若者や氏子が家内安全と地域の繁栄を祈願し、町を賑やかにした。

夜には安宅輪踊りや曳船巡行など様々なイベントが行われる予定だ。

宮獅子や神輿、港町活気 小松で安宅まつり開幕

  ●8日曳船巡行

 小松市安宅町の安宅住吉神社の例大祭「安宅まつり」(北國新聞社後援)は7日、3日間の日程で開幕した。初日は若連中の宮獅子や氏子による神輿渡御(みこしとぎょ)が行われ、港町を活気づけた。

 宮獅子は境内で勇壮な舞を奉納した後、家内安全と地域の繁栄を願って町内の各家を練り歩いた。女性で唯一参加する山下寧々さん(20)は「祭りを盛り上げていきたい」と話した。

 氏子の男性は重さ約1・5トンの金色に輝く神輿を担ぎ、地区単位のリレー形式で2日間にわたって10町会を練り歩く。

 夜には安宅コミュニティーセンターで安宅輪踊りが行われ、赤襦袢(じゅばん)を着た未婚の女性が「関所音頭」などを踊る。8日は北前船に由来する曳船(ひきふね)が町内を巡行する。