沖縄地区税関が偽ブランド品差し止め状況を発表 去年同時期より3割増加

AI要約

沖縄地区税関によると、偽ブランド品やコピー商品の輸入差し止め件数が増加傾向にあり、消費者の注意が必要です。

偽ブランド品は商標権の侵害で輸入が禁止されており、国際郵便を通じて県内に持ち込まれていることが多いです。

加えて、健康被害のある模倣品も増えており、消費者は注意が必要です。

沖縄地区税関が偽ブランド品差し止め状況を発表 去年同時期より3割増加

沖縄地区税関は2024年6月までの半年間で、輸入を差し止めた偽ブランド品やコピー商品の数が2023年よりも3割以上増加していると発表しました。

一見ブランド品に見えるこちらの洋服や靴、バッグなどはすべて偽物です。

商標権などを侵害する偽ブランド品は輸入が禁止されていて、沖縄地区税関によりますと県内では2024年1月から6月までの間に、去年の同じ時期を33.4%上回る651点が差し止められています。

消費者が海外の通販サイトから偽物のブランド品を購入してしまうケースが多く見られ、すべて国際郵便によって県内に持ち込まれています。

沖縄地区税関知的財産調査官比嘉晶子さん:

「ポイントになるのが本物がどれくらいの値段で売られていて、サイトでどれくらい値引きされて安く売られているかということに注意することが大事です」

ここ数年、消費者の健康を脅かす危険性のある医薬品などの模倣品も増加傾向にあることから、沖縄地区税関は模倣品に惑わされないよう注意を呼びかけています。