不動前に「麺屋まこと」 焼き鳥店の昼限定新業態、地鶏100%スープ仕込む

AI要約

新規オープンのラーメン店「麺屋まこと」が焼鳥店からの業態転換で誕生。ランチタイム限定で営業し、信州黄金シャモの骨を使用したスープと上質な具材が特徴。

メニューにはご当地ラーメンも含まれ、リーズナブルな価格で提供。トッピングや期間限定メニューも展開予定。

営業時間は限られており、土日は定休。昼のラーメン店と夜の焼き鳥店という異なるコンセプトで客層を拡大していく方針。

不動前に「麺屋まこと」 焼き鳥店の昼限定新業態、地鶏100%スープ仕込む

 ラーメン店「麺屋まこと」(品川区西五反田5、TEL 03-6303-9365)が9月2日、不動前駅近くにオープンした。(品川経済新聞)

 「焼鳥一(まこと)」の店舗を使って、ランチタイム限定で始めた新業態。店舗面積は22坪、席数はカウンターのみ12席。

 店主の猪股和弥さんは、開店の理由について「以前から、焼き鳥店のランチ営業としてラーメンを提供しており、お客さんから好評を頂いていた。『焼き鳥店のランチ営業』ではなく、正式に『ラーメン店』として営業した方が認知してもらいやすいと考え、昼夜で屋号を変えることにした」と話す。

 ラーメンのスープは「信州黄金シャモ」の骨でだしを取る。「食材を無駄にしたくないので、夜営業で余った骨や肉片を一緒に煮込んでいる。スープのだしは地鶏100%」と猪股さん。麺はラーメンの種類に合わせて、細ちぢれ麺、細ストレート麺、手もみ麺を使い分ける。全ラーメン共通で、ゆで卵と豚ロースのチャーシューがのるほか、それぞれのラーメンに合わせた具材をトッピングする。

 メニューは「シャモの醤油(しょうゆ)中華蕎麦(そば)」「シャモの塩中華蕎麦」「シャモの醤油白湯(パイタン)」「シャモの塩白湯」(以上1,000円)ほか、長野県のご当地ラーメン「ネギと胡椒(こしょう)の王様中華蕎麦」(1,000円)を用意する。「私の出身地、長野県のご当地ラーメンもラインアップに加えた。どれも上質な素材を使っているが、ランチなのでリーズナブルな価格に設定している」(猪股さん)

 トッピングは、チャーシュー(200円)、ゆで卵(150円)、のり(100円)、九条ネギ(350円)、ワンタン(300円)。そのほか、チャーシュー2枚、ワンタン2個、ゆで卵1個のトッピングセット「特製盛り」(450円)や、「シャモの塩白湯」限定の「辛ひき肉」(300円)なども用意する。

 「ラーメンの選択肢は多い方が良いと考えているので、今後は期間限定メニューも考案していく予定」と猪股さん。「昼のラーメン店と夜の焼き鳥店は全く別物。昼営業だけの常連客もいるので、ラーメン店として一度足を運んでもらえたらうれしい」とほほ笑む。

 営業時間は12時~14時。土曜・日曜定休。