「子グマ1頭が小学校に向かって走っている」通報相次ぐ 団地内でクマ目撃 近くに小中学校 仙台・泉区

AI要約

仙台市内の住宅地でクマの目撃情報が相次ぎ、学校周辺に警戒が呼びかけられている。

体長1メートルほどの子グマが小学校に向かって走っているとの通報があり、警察が駆けつけたがクマは逃げた。

県は11月頃に柿などの農作物を狙うクマに注意を呼びかけている。

「子グマ1頭が小学校に向かって走っている」通報相次ぐ 団地内でクマ目撃 近くに小中学校 仙台・泉区

4日、仙台市の住宅地でクマの目撃情報が相次ぎました。目撃された場所の近くには小学校や中学校があり、県や警察が注意を呼びかけています。

警察によりますと、4日午後2時40分頃、仙台市泉区住吉台東4丁目で「子グマ1頭が小学校に向かって走っている」などと警察に通報が相次ぎました。

クマは体長1メートルほどで、通報を受けて警察が駆けつけたときには、逃げていたということです。クマが逃げた方向のおよそ800メートル先には住吉台小学校と住吉台中学校があります。目撃情報が寄せられた時、すでに放課後だった小学校では保護者にメールで注意を呼びかけ、授業中だった中学校では生徒を集団下校させました。5日はどちらも通常通りに登校させているということです。

県によりますと、例年11月頃にかけ柿など庭先の農作物を狙うクマが出没するケースが増えるとして注意を呼びかけています。