パリ五輪出場の北川、五島、大能選手 金沢市スポーツ大使に 市議会9月定例会

AI要約

金沢市はパリ五輪に出場した金沢出身の3選手をスポーツ大使に委嘱することを決定

市民や被災者に希望を与え、スポーツ文化の発展に期待

市内イベントやPRを通じて市民にスポーツの魅力を伝える予定

パリ五輪出場の北川、五島、大能選手 金沢市スポーツ大使に 市議会9月定例会

  ●「市民、被災者に希望与えた」

 金沢市はパリ五輪に出場した金沢出身の3選手をスポーツ大使に委嘱することを決めた。市議会本会議で村山市長は「市民だけでなく、能登半島地震の被災者に大きな希望を与えてくれた」と述べ、3選手を通じたスポーツ文化の発展に期待を寄せた。今後、市内のイベントへの参加やPRなどの機会を通じて市民にスポーツの魅力を伝えてもらう。

 大使に委嘱するのはサッカー女子の北川ひかる(27)=BKヘッケン=、陸上女子1万メートルの五島莉乃(26)=資生堂=、ブレイキン男子の大能寛飛(19)の各選手となる。日程の調整が付き次第、各選手に委嘱状を交付する。

 市スポーツ大使は、2014年に創設し、ロンドン五輪で金メダルを獲得した松本薫さんが第1号となった。3選手は松本さん以来の委嘱となる。