台風10号 小田原や平塚などで記録的な大雨 神奈川

AI要約

神奈川県西部で台風10号の影響による記録的な大雨が発生し、土砂災害や浸水に警戒が呼びかけられている。

台風10号は四国地方に位置し、東北東に進んでおり、大気が非常に不安定な状態となっている。

降水量の記録更新や道路冠水、土砂流出などの被害が発生しており、県内では引き続き不安定な状況が続く見込み。

台風10号 小田原や平塚などで記録的な大雨 神奈川

台風10号の影響で大気が非常に不安定となり、神奈川県西部では30日、記録的な大雨となっています。気象台は今後も土砂災害や低い土地の浸水などに警戒するよう呼びかけています。

台風10号は、四国地方に位置していて、1時間におよそ15キロの速さで東北東に進んでいます。

この影響で、大気の状態が非常に不安定となり、小田原では24時間に降った雨の量が、318.5ミリと統計を取り始めてから最も多くなりました。

平塚市内では道路が冠水し、午後1時頃の写真では車の半分ほどの高さの水位に・・・。

午後3時半までの24時間の降水量は250ミリで、8月の観測史上最大となりました。

市によりますと道路の冠水が123カ所、土砂流出が36件発生し、2人が滑って転倒しケガをしたということです。

県内では、大気が非常に不安定な状態は今後も続く見込みです。