特撮映画「カミノフデ～怪獣たちのいる島～」に出演 俳優・佐野史郎さんが見どころ語る（島根）
映画「カミノフデ～怪獣たちのいる島～」は、出雲神話の要素を取り入れた特撮映画で、松江市出身の俳優・佐野史郎さんが出演している。
佐野史郎さんは怪獣造形作家役を演じ、映画の魅力や特撮ファンとしての興奮を語っている。
映画にはヤマタノオロチ伝説などの要素があり、特撮愛がたくさん詰まった作品である。
全国で公開中の映画「カミノフデ～怪獣たちのいる島～」。
出雲神話の要素も取り入れられたこの特撮映画に出演する、松江市出身の俳優・佐野史郎さんに作品の見どころを聞きました。
佐野史郎さん：
「カミのフデの描写やヤマタノオロチの存在はやっぱり特別ですよね。登場シーンはゾクゾクしました」
映画の魅力について語る松江市出身の俳優・佐野史郎さん。
佐野さんが出演するのは、全国の劇場で公開中の「カミノフデ～怪獣たちのいる島～」です。
怪獣造形作家の孫娘が怪獣にいる島に迷い込み、元の世界に戻るために冒険を繰り広げる特撮ファンタジー映画で、出雲神話の１つ、ヤマタノオロチ伝説が深く関わっています。
怪獣造形作家役を演じる佐野さんは大の特撮ファン。撮影中も大興奮だったといいます。
佐野史郎さん：
「ほんとにリアルなんだよ、質感がね」
総監督は日本を代表する特撮作品「ゴジラ」や「仮面ライダー」など怪獣造形に携わったレジェンド、８８歳の村瀬継蔵さんが務めました。
その村瀬監督をオマージュした役を務めた、佐野さんならではの見どころも。
佐野史郎さん：
「造形作家は裏方で光が当たることは中々ないが、特撮が人間にとってファンタジー映画に関わっているものにとって、もっともっとこの映画をきっかけに知ってほしい」
映画に出てくるヤマタノオロチなどの着ぐるみや、斐伊川を再現したセットはすべて手作り。
アナログの手法に最新のエフェクト技術を組み合わせた特撮愛が詰まった映画です。
佐野史郎さん：
「ヤマタノオロチ伝説のご当地で、ぜひ多くの方にご覧いただきたいです。あす３１日は私と佐藤監督も舞台挨拶しますので、ぜひお越しいただきたいです」
映画「カミノフデ～怪獣たちのいる島～」は山陰では松江東宝５で３０日から上映されています。
