台風10号による大雨で道路寸断 3つの集落で9世帯13人が孤立状態に 大分

AI要約

大分県内では台風10号の影響により、3つの集落で9世帯13人が孤立状態となっている。

豊後大野市では業者を手配して復旧作業を行い、孤立が解消される見通し。

臼杵市と国東市でも道路の被害があり、避難道路に影響が出ているが、安否の確認は取れている。

台風10号による大雨で道路寸断 3つの集落で9世帯13人が孤立状態に 大分

大分県内は台風10号の接近に伴い記録的な大雨となり、道路の寸断などの影響により、3つの集落で9世帯13人が現在、孤立状態となっていることが分かりました。

大分県内は台風10号の接近に伴い29日、線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となりました。

県によりますと、この影響で29日午後7時半時点で、豊後大野市と別府市、それに臼杵市、国東市にある4つの集落で住民が孤立状態になったということです。

このうち別府市は解消されていますが、豊後大野市犬飼町栗ケ畑で4世帯・5人。臼杵市野津町垣河内で1世帯・1人。国東市国見町千燈で4世帯・7人のあわせて9世帯・13人が現在も孤立状態となっています。

豊後大野市は、業者を手配して復旧作業にあたり、30日には孤立が解消する見通しということです。

また、臼杵市は集落への道路に土砂が流入していて、通行止めとなっていますが、歩行することは可能だということです。

国東市では集落につづく橋が崩落していて、市は天候の状況をみて対応する方針です。

孤立しているのは、いずれも地元の住民で安否の確認はとれていて、けがや体調不良を訴える人はいないということです。