選手の全力支える パラ・トライアスロン、菊池ヘッドコーチら意気込み

AI要約

福島県出身の関係者がパリ・パラリンピックのトライアスロン日本代表のスタッフとして活躍している。

菊池日出子さん、蓮沼裕二さん、阿部有希さんがそれぞれヘッドコーチ、トレーナー、トレーニングパートナーとして選手をサポートしている。

三人は選手が目標を達成できるようサポートする意気込みを語っている。

選手の全力支える パラ・トライアスロン、菊池ヘッドコーチら意気込み

 パリ・パラリンピックは28日の開幕が目前に迫った。福島県からはコーチなどスタッフとして選手の活躍を支える関係者もいる。

 パリ・パラリンピックのトライアスロン日本代表では、福島県棚倉町出身の菊池日出子さん(37)がヘッドコーチを務めるなど、本県関係の3人がスタッフとして選手の活躍を支える。菊池さんは「選手が今までやってきたことを出し切れるようにしたい」と表情を引き締める。

 菊池さんに加え、蓮沼裕二さん(42)=会津坂下町=がトレーナー、阿部有希さん(30)=福島市出身=がトレーニングパートナーをそれぞれ担う。菊池さんは、前回の東京大会では選手のガイド(伴走者)を務めた。今回は監督に次ぐ責任者の立場という重役を担う。また蓮沼さんは東京大会に続いて選手のコンディション調整のサポートに当たる。「選手がそれぞれの目標を達成できるようサポートする」と意気込む。

 阿部さんはパラリンピックの日本代表スタッフとして初参加。「練習で培ってきたものを出し切ってほしい」と期待を込める。