九州新幹線で人身事故 熊本‐博多間が約4時間運転見合わせ

AI要約

九州新幹線で人身事故が発生し、列車が停車。男性が死亡し、乗客・乗員にけがはなし。

男性の身元の特定と事故の詳細が警察によって調査中。

事故により九州新幹線は一時運転見合わせとなり、約3000人に影響が出た。

九州新幹線で人身事故 熊本‐博多間が約4時間運転見合わせ

23日夜、九州新幹線の熊本駅と新玉名駅の間で人身事故があり、約4時間にわたり運転見合わせとなりました。

【有田 和令 記者】

「高架に人と接触したとみられる新幹線の車両が止まっています」

JR九州によりますと、23日午後8時40分ごろ九州新幹線の鹿児島中央発、新大阪行き『みずほ614号』が熊本駅と新玉名駅の間で異常な音を感知したため停車。床下を点検したところ、人と衝突したことが分かったということです。

乗客・乗員約350人にけがはありませんでした。

警察によりますと、この事故で線路の近くに男性が倒れていて、その場で死亡が確認されました。

男性は30代から50代で身長は150センチくらい黒のポロシャツに紺のジーンズを着用していたということです。

警察は、男性の身元の特定を急ぐとともにどうやって線路内に立ち入ったかなどを調べています。

JR九州によりますと、この事故で九州新幹線は博多と熊本の間の上下線が約4時間にわたって運転見合わせとなり、合わせて20本の列車に運休や遅れが発生。約3000人に影響が出たということです。(24日は始発から通常運行)