祇園祭の山鉾、維持継承に役立てて 支援キャンペーン協力金300万円を山鉾連合会に贈呈

AI要約

祇園祭山鉾行事の維持継承を支援するキャンペーン「時を超えて・祇園祭2024」に寄せられた協力金の贈呈式が22日、山鉾連合会事務局で行われた。

キャンペーンは京都新聞が提唱し、1995年から行っている。今年は様々な企業が協賛し、祭礼期間中に協力を呼びかけた。

贈呈式では、連合会の木村幾次郎理事長らが京都新聞COMの雑賀和美社長から目録を受け取った。今年の巡行で鉾の車輪が損傷したことにも触れ、教訓を共有し、伝統文化の継承に生かす意向を示した。

祇園祭の山鉾、維持継承に役立てて 支援キャンペーン協力金300万円を山鉾連合会に贈呈

 祇園祭山鉾行事の維持継承を支援するキャンペーン「時を超えて・祇園祭2024」に寄せられた協力金の贈呈式が22日、山鉾連合会事務局(京都市下京区)で行われた。京都新聞COMから連合会へ300万円が贈られた。

 キャンペーンは京都新聞が提唱し、1995年から行っている。今年はキリンビール、京都産業大、大丸京都店、明治安田生命、HiProが協賛し、祭礼期間中の7月に紙面やホームページを通じて協力を呼びかけた。メインビジュアルを現代美術家の村上隆さんが手がけた特集紙面を発行したり、大丸京都店で村上さんの作品画像を用いた装飾を施したりした。

 贈呈式では、連合会の木村幾次郎理事長らが京都新聞COMの雑賀和美社長から目録を受け取った。今年の巡行で鉾の車輪が損傷したことにも触れ、「他の山鉾も点検を進めている。教訓を共有し、伝統文化の継承に生かしたい」と述べた。