多賀城の住宅内で夫の顔を包丁で切りつけるなどする殺人未遂事件 無職の女を緊急逮捕 宮城・多賀城市
多賀城市内の住宅で無職の女が65歳の夫を包丁で切りつけようとした事件が発生。
夫は顔に切り傷を負い、女は殺人未遂の疑いで逮捕。
口論から犯行に及んだ可能性があり、警察が詳細を調査中。
22日夜、多賀城市内の住宅内で、65歳の同居する夫を包丁で切りつけるなど殺害しようとしたとして無職の女が緊急逮捕されました。
男性は顔に切り傷を負いました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、多賀城市八幡4丁目の無職・新田郁子容疑者(63)です。
警察などによりますと、新田容疑者は22日午後6時50分頃、自宅内で、同居する男性(65)を包丁で切りつけるなどし、殺害しようとした疑いが持たれています。
男性は顔に数センチメートルほど切り傷を負い、仙台市内の病院に運ばれました。
2人は夫婦で、当時、新田容疑者が酒を飲んだ状態で口論になり、自宅内にあった包丁で突発的に犯行に及んだとみられています。
午後10時頃、2人が自宅から路上に出て口論しているところを目撃した人から110番通報があり、その後、駆けつけた警察が新田容疑者を緊急逮捕しました。
警察の調べに対し、新田容疑者は「頬を包丁で切りつけけがをさせたことは間違いないが、殺すつもりはありませんでした」と一部容疑を否認しています。
警察が口論となった原因など詳しく調べています。