「自然の宝庫」本部へようこそ クルーズ船寄港、乗客2400人 町長やミス桜らが歓迎 沖縄・本部町

AI要約

台湾・基隆港を拠点に運航されるクルーズ船が本部港に初寄港。町長が自然の魅力や美食を紹介。

船は約2400人の乗客と千人の乗員を乗せ、熊本や鹿児島を経て本部に到着。セレモニーや観光が行われる。

外国船籍クルーズ船の同港への寄港は数年ぶりで、乗客らは観光や買い物を楽しむ。

「自然の宝庫」本部へようこそ クルーズ船寄港、乗客2400人 町長やミス桜らが歓迎 沖縄・本部町

 【本部】台湾・基隆港などを拠点にシンガポールの船会社が運航するクルーズ船「リゾート・ワールド・ワン」(7万5338トン)が15日、本部町の本部港に初寄港した。同日開かれた歓迎セレモニーで、平良武康町長は「町のあるやんばる地域は自然の宝庫。散策しながら、味覚なども楽しんでほしい」と歓迎した。

 船は約2400人の乗客と約千人の乗員を乗せ、基隆港から熊本、鹿児島を経て本部に寄港した。セレモニーではミス桜の島成美さんと嘉数美鈴さんから花束が、平良町長からは初寄港を記念する盾がヨルゲン・ホルムベルク船長らに贈られた。

 外国船籍クルーズ船の同港への寄港は、新型コロナウイルス禍での中断を挟んで数年ぶり。乗客らは上陸後、オプショナルツアーとして設定された美ら海水族館などに向かったほか、町が用意した無料バスを使ってもとぶかりゆし市場などで観光や買い物を楽しんだ。(北部報道部・前田高敬)