新幹線の高架橋からモルタル片が落下 重さ約5キロ けが人なし 広島・府中町
13日、府中町にあるJR山陽新幹線の高架橋から重さおよそ5キロのモルタル片が落ちているのが見つかりました。
JR西日本によりますと、13日午後1時40分ごろ、府中町にある山陽新幹線・東広島駅と広島駅の間の高架下に、「コンクリート片が落ちている」と通行人から連絡がありました。
現場を調べたところ、高架橋を補修したモルタルがはがれ、およそ9.4メートル下に落ちたことがわかりました。落下したモルタル片は最大で、縦が25センチ、横29センチ、厚さ6センチで、重さは、およそ5.3キロありました。この事故によるけが人はいませんでした。落下したモルタル片は2021年1月に補修されたもので、列車の振動や温度による伸縮で落下したとみられていますが、2022年7月の点検では異常はなかったということです。
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