〈パリ五輪〉逆転Vの体操ニッポン男子団体、メンバー5人中2人は「チーム鹿児島」だった…豪快演技の杉野正尭選手（鹿屋体育大卒）、もう一人は「愛されキャラ」のアノ選手

AI要約

パリ五輪の体操男子個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助選手が、２０２３年の鹿児島国体で県スポーツ協会の強化指導員として活躍し、鹿児島の成年男子優勝に貢献した。

岡選手は淡々とした演技で五輪の大舞台でも安定したパフォーマンスを見せ、愛されるキャラクターだったと評価された。

さらに、同国体には岡選手と同じく金メダルメンバーの杉野正尭選手も所属しており、ダイナミックな演技でチームをサポートしていた。

　パリ五輪の体操男子個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助選手（２０）は、２０２３年の鹿児島国体で県スポーツ協会の強化指導員として鹿児島の成年男子優勝に貢献した。ゆかりの県関係者は「持ち味を出し切ってくれた」と祝福した。

　体操成年男子で県監督を務めた廣瀬峰晃さん（４０）＝鹿児島東高教＝は岡選手について、チーム最年少の「愛されキャラ」だったと明かす。「淡々と演技するタイプ。五輪の大舞台でも平気だったのだろう。減点するところがなかった」とたたえた。

　同日の全国高校総体の体操決勝で、種目別あん馬で優勝した出水商業高校３年の山田藏之輔選手は、同国体に同じ鹿児島から出場し岡選手と交流があった。「安定した演技で、不安なく見られる。金メダルと聞いて、自分の事のようにうれしい」と喜んだ。

　鹿児島国体の鹿児島チームには、ダイナミックな演技が持ち味の金メダルメンバー・杉野正尭選手（鹿屋体育大卒）も所属していた。

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