【速報】京都市、観測史上4位タイの39.4度 8月上旬も災害級の暑さ、再び39度予想
AI要約
29日、京都市で6年ぶりに39度を超える猛烈な暑さが記録され、観測史上4位タイの最高気温となった。
夏の太平洋高気圧とチベット高気圧の影響で雲が発生しにくくなり、気温が急上昇したことが原因とされている。
日差しが強く、熱中症対策が必要な中、子どもたちは遊ぶことを諦め、市内では日傘をさして歩く人が多く見られた。
全国的に猛烈な暑さとなった29日、京都市の最高気温は6年ぶりに39度を超え、観測史上4位タイの39・4度となった。8月上旬にかけ危険な暑さが予想され、熱中症に厳重な警戒が必要になる。
京都地方気象台によると、京都府上空は夏の太平洋高気圧とチベット高気圧の「2層構造」で雲が発生しにくくなり、強い日射で気温が上昇した。京都府では福知山市38・3度と南丹市園部町36・9度が今年の最高気温となった。
京都市中心部の四条河原町では、ぎらぎらした日差しの中、日傘を差して歩く人が目立った。市内の児童公園で遊ぶ子どもはほとんどいなかった。
また、大阪管区気象台は29日、早期天候情報を発表し、この先2週間は平年よりかなりの高温が続くとし、熱中症への警戒を呼びかけた。特に8月2、3日は京都市の最高気温が39度と予想され、記録的な猛暑の恐れがある。
1880年の観測開始以来、京都市の史上最高気温は1994年と2018年に観測した39・8度となっている。
