「このような事案が生じた場合は、速やかに情報提供を」和歌山県が米軍側に申し入れ 予期せずアメリカ軍のヘリコプター3機着陸

AI要約

和歌山県橋本市の河川敷でアメリカ軍のヘリコプター3機が着陸し、問題が発生した。1機が不時着し、後に3機が離陸した。

和歌山県が米軍に申し入れを行い、今後同様の事案が生じた際は迅速な情報提供と航空機の安全管理を求めた。

「このような事案が生じた場合は、速やかに情報提供を」和歌山県が米軍側に申し入れ 予期せずアメリカ軍のヘリコプター3機着陸

 28日午前9時前、和歌山県橋本市の紀の川の河川敷にアメリカ軍のヘリコプター3機が着陸していた問題で、和歌山県が米軍側に申し入れを行いました。

 橋本市消防本部によりますと、28日に着陸していたのは、ヘリコプターは大型機2機と小型機1機です。大型機のうち1機にトラブルがあり不時着したということです。その後、午前11時前に3機は離陸したということです。この件は、和歌山県には午前10時過ぎに、近畿中部防衛局から「アメリカ軍のヘリコプター2機が橋本市の河川敷に着陸した」と連絡が入ったということです。

 和歌山県は29日、口頭で防衛省近畿中部防衛局を通じて、「今後、このような事案が生じた場合は、速やかに情報提供を行うほか、航空機等の安全管理に万全を期すこと」という申し入れを、米軍に行いました。