「困窮で治療遅れ、死亡」沖縄で2件 無保険や受診ためらい 23年、県民医連が発表

AI要約

県民主医療機関連合会によると、2023年に全国で48件の経済的理由による治療遅れが原因での死亡が報告された。そのうち2件が沖縄で確認され、国民保険料未払いや受診をためらう事情が挙げられた。

男性は認知症の母と2人暮らしで保険未加入、呼吸困難にもかかわらず受診を避けて死亡。女性は兄と妹と同居し介護保険料などが滞納され、壊死性筋膜炎で入院後に死亡した。

県民主医療機関連合会は国保料引き下げを求め、玉城デニー知事に署名入りの要望書を提出した。

「困窮で治療遅れ、死亡」沖縄で2件 無保険や受診ためらい 23年、県民医連が発表